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RawQV
ネットを調査していると漫画村に匹敵する違法漫画サイトが出現したようなので本当に漫画村のようにブラウザから漫画が見れるのか調査を行い結果を報告する。
| （注） 勝手にアップロードしている漫画などをダウンロードすると著作権違法となり最悪の場合は逮捕される場合もあります。 パソコン、スマートフォンから漫画を読みたい場合は合法の漫画サイトをご利用下さい。 違法と思われるサイトのリンク先ＵＲＬについては記載できかねます。 |
RawQVの調査結果を報告
目次
ブラウザから漫画を読めるのか検証
結果から言うと、このRawQVというサイトは勝手に漫画をアップし、かつて違法マンガサイトとして活躍していた漫画村のようにブラウザから漫画を読める違法漫画サイトです。以前の漫画村ほどではありませんが、それでも漫画を勝手にアップロードしている違法マンガサイトです。
違法かどうかの実態調査の中身です。（違法性が高いため画像はモザイク処理）
サイトにアクセスすると、トップページは最新の漫画を画像付きで一覧表示してます。
試しにある漫画を選択すると、ページが変わり注意事項だと思うのですが、Warning画面が表示され I understand and go on を押すとエピソード（第何話）を選択する画面が表示されます。
そこでエピソードを選択すると…
ブラウザにもろ漫画を表示しました…
下にスクロールして使用するようです。
一通り下までスクロールし、読んでいる漫画が終わると、Next chapterを押して次のエピソード（何話）を読めるようです。
マウスをクリックするだけで次々と違法マンガを読める極悪サイトです…
RawQVの広告掲載は最強に多いので広告ブロックの導入を
RawQVは海外サイトで、海外の広告を山のように表示しています。どこのページを開いても上・下・右・左と四方は広告を表示しています。
（トップページの赤枠が広告です）
（実際の漫画コンテンツですが、こちらも四方は広告です）
サイト自体も違法サイトなので広告は貼れるだけ貼っている感じがします。
悪質はポップアップは表示されないのかGoogle Chromeがブロックしているのか不明ですが、ルール無視の広告数ですね…
また日本からのアクセスだと日本人向けの広告を自動で表示しています。
これだけ広告が多いと通常のブラウザでは漫画が邪魔で読めません。また変なプログラムなども浸入する恐れもありますので広告ブロックを導入しなければなりません。
やはり、Google Chromeの拡張機能 uBlock Orign が便利ですね。
全ての広告を非表示にしコンテンツのみ表示できます。
（広告をブロックすると、コンテンツのみシンプルに表示されました）
RawQVの基本的な使い方
RawQVではトップページから様々な違法マンガコンテンツを表示しています。（恐らくは最新の漫画ではないかと思われます）
表示しているサムネイルをクリックすると、エピソードを選択する画面が表示されて違法マンガを読めるようです。
上部にはメニューが表示されています。
左から家のマークがホームでトップページを表示するボタンです。
Manga List 漫画一覧を表示
Completed Manga よくわかりませんがこちらも漫画一覧をサムネイルで表示
更にAll in Oneを押すとアルファベット順で漫画一覧を表示します。
Browse カテゴリをマウスで選択できるようです。
Donate 寄付のようです。
Submit manga/chapter ユーザー登録及びログインのようです。
（恐ろしくてユーザー登録などできません）
またトップページ右側にTOP TODAYとマンガをサムネイル表示しています。
これは恐らくは本日のアクセスランキングだと思います。
漫画が読めない場合もある。
サーバーが弱いのかアクセスが集中しすぎているのか不明ですが、コンテンツを表示できない場合もあるようです。
そのような場合、画面の説明ではCtrl＋F5を押して下さい。と説明がありますがこれはブラウザを更新して下さい。のようですね。更に一つのコンテンツで複数サーバーを用意しているようで通常はServer1ですが、Server2、Server3と３種類のサーバーで管理していると思われます。
どのような漫画を読めるのか（ジャンルは）
画面左側にGENRESとあり、どうやらそこがカテゴリ（ジャンル）のようです。
面倒なのでGoogle Chromeで翻訳すると
とアクションからボーイズラブまでと約３７のカテゴリからあります。
ただRawQV自体が掲載している漫画数は20×73＝約1460もあります…
RawQVの安全性を検証する
この違法サイトを調べるとアメリカのアリゾナ州のようです。（もしかするとプロキシなどで偽装している可能性もありますが…）
安全性を徹底的に調査するため、以下のサイトにて確認しました。
gred
Googleより… 不正に改ざんされたWEBサイトを解析する個人向け無料のWEBセキュリティサービス。ブラックリストを使用せず、株式会社セキュアブレインの解析エンジンが解析対象のWEBコンテンツを取得し、WEBサイトの状態を診断します。
aguse.
KASPERSKYにてマルウェアが侵入していないか、民間企業、各団体が提供する約９団体によるブラックリストであるかないかの調査。
トレンドマイクロ Site Safety Center
世界最大級のドメインデータベースを持つトレンドマイクロによるWEBサイトの状態を診断します。
VirusTotal
ファイルやウェブサイトのマルウェア検査を行うサイト。
60以上もある検索エンジンから徹底的に調査する。
gredでの調査はOK
aguseでの調査もOK
トレンドマイクロでも安全
VirusTotalでも検出0でした。
よって調査結果は現時点では大丈夫ですが、広告が多くウイルスは侵入しなくとも、広告からブラウザの設定を変更される可能性も否定できません。
広告ブロックは必須だと思います。
最後に
RawQV自体は恐らくアメリカにあるサイトですが、なぜか日本の漫画ばかりです。（タイトルは英語のようですが、漫画の中身は日本語でした…）
検証の結果、噂通りここは漫画村のようにブラウザから違法漫画を見れる違法漫画サイトでした。
漫画村が出ては潰れ、同様の違法サイトがまた出てくるなどいたちごっことなりつつありますがいずれにしても取締等を強化しないとこのような違法サイトの撲滅は難しいと思います。
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